人間中心の罠

昨日のDay14は、デザインプロセスの後半(プライシング〜クイックテストセールス)の振り返りでした。

値付けをしたり、アンケートを取ったり、Facebookで仮装の企画で、実際に広告を打ったり。

とにかく早く市場の声を聴く、その声を基にブラッシュアップする、という合理的な方法をとる。

そして、今回ターゲットを仮予約20名としたのだけど、結果0。どこかで「成功は偶然、失敗は必然」と聞いたことがあるのだけど、振り返る中で、多くの必然があったように思う。

今回はチームとして内容のこだわりより「学び」(=新しいことに触れてみる)を優先して進めていた。新サービスはグループワーク(GW)の延長くらいにすぐに市場に問うことにはとても賛成で無駄のない良いことだと思うし、そこから得られたフィードバックをもとに、どんどん改善することは本当に理にかなっていると思う。

ただ、そのとき、賛否両論あると思うのだけど、「視点」が大事だと思う。GWの延長としてサービス設計するのか、本気でサービスを生み出そうとするのか。その視点の違いは優先順位と密度を変えると思う。そして、その優先順位と密度が学びの質を変えると思う。

また、今回、個人的な経験からかくと、「人間中心」という中に、インタビュー結果をもとにしながら、自由度がドンドン狭まっていった感覚があった。

「それはテストしていないから」

インタビューを聞いて、その人の発言をもとにサービス設計していく中に、1つのアイデアをテストして、そのフィードバックを貰い、チームで打ち合わせると、まだ決まっていない点がある。そこをどうするか?そこに対して今までにないアイデアで埋めることは、難しい雰囲気を感じた。

それは、よりペルソナに近いインフォーマント(インタビューされた人)をインタビューした人の意見が埋まることになるのだけど、他のアイデアはその場では不要になる。今回1、2回というテスト(その1回のテストで同じ人から3回意見を聴く)回数が制限となってか、上記のインタビューした人が聞いた「発言」内容から得られた、その人の閃きや過去に見たアイデアでしか前に進まないのは、より面白いサービスを設計していこうとするなかでは難しいようにも感じた。

今から振り返ると、その人の「発言」を採用するのか、裏に潜む「価値観」をあぶり出して自由に発想するのかで大きく違ったかもしれない。デザインは論理的な上にクリエイティビティが乗ったものって聞いたことがある。それだけに、アイデアの起点となるモノはとても大切で、それに何を採用するのか?ここを机上からもってくるのと市場からもってくるのか、市場でも行動、発言、価値観、流行などからもってくるのか。

かなり結論は変わると思う。

イノベーションは失敗するもの。失敗から何を学び、如何に過去のパターンでなく実践内容を変えられるか。そして、成功への角度を上げられるか。

意識しないと気づくといつものパターンに陥る自分がいる。今回の3ヶ月強で学んだことも使わないとすぐに忘れる。使うこと、発言すること、意識すること、本業の全てで使えることをふんだんに得られた。生かすしかない!!

ということで、今日は卒業式(╹◡╹)

投稿者: 北村 嘉崇

デザインシンカーの卵。この4ヵ月を通して、一気に国内随一のデザイン思考の使い手となるべく、必死にトレーニング中!

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